チョウザメとサメとは全く違う生物。
サメは海水魚ですが、チョウザメは淡水魚です。
見た目がサメに似ていることとウロコが蝶のように見えることからチョウザメと名前が付きました。
日本ではチョウザメといえばキャビアですが、魚肉そのものもかなり美味しく、
ヨーロッパでは、高級レストランで出されることも多く、
別名ロイヤルフィッシュ、中国でも煌魚(エンペラーフィッシュ)
と立派なネーミングがついてるほどの食材です。
チョウザメは健康と美容に良いコラーゲンやたんぱく質をたっぷり含んだ白身の魚。
あまりにもコラーゲンがあるので、刺身にして食べた時にゼラチン質のような弾力性があり、とても面白い食感です。
例えるなら鯛のように甘く、フグのようにコリコリしていて、とても美味しいです。
臭みがなく、あっさりとして癖もないので、女性の方の美容食、健康食にもピッタリの食材です。
美味、珍味をぜひご賞味ください。
体に良いチョウザメの5つのポイント
コラーゲンが多い。
コラーゲンが多い。
一般に魚肉はコラーゲンが豊富ではありますが、 特にチョウザメはこのコラーゲンを多く含んでいます。
コンドロイチン硫酸が多い。
コンドロイチン硫酸が多い。
コンドロイチン硫酸軟骨などの骨の抗生物質の一部で、関節部分の動きを滑らかにしたり、キズの自然治癒に 不可欠な物質です。骨粗鬆症、リュウマチ、腰痛、関節痛、肩こり等、また、肝疾患、眼精疲労、難聴 にも良いと言われています。
アミノ酸価が高い
アミノ酸価が高い
チョウザメのアミノ酸価は魚類の中で特に高い価値を 誇ります。アミノ酸価が高いということは人間に有益な 蛋白質を多く含んだ肉であるといえます。
カルノシンが豊富
カルノシンが豊富
カルノシンには抗酸化作用があり、味に「こく」を 与える役目があります。チョウザメの鍋物、スープが 美味しいのはこのためです。
DHA、EPAが豊富
DHA、EPAが豊富
EPA、DHAなどは「青魚」に多いとされていますが、チョウザメは青魚に負けず劣らず多いです。
動脈硬化の予防に良いと言われています。